フードデリバリー配達員を続けていて一番つらいことは何か。

人によって答えは違うと思います。

暑さや寒さを挙げる人もいるでしょう。
雨の日の配達を挙げる人もいると思います。

しかし、私が長年続けてきて感じる一番の不安は別のところにあります。

暑い日でしょうか。
寒い日でしょうか。
雨の日でしょうか。

確かにどれも大変です。

夏の猛暑日は体力を奪われますし、冬の冷たい風は身体にこたえます。雨の日は視界も悪くなり、事故のリスクも高まります。

しかし、私が何年も配達員を続けてきて、一番つらいと感じているのは別のことです。

それは「プラットフォーム依存」です。
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個人事業主だけど、自分で仕事を作っているわけではない

フードデリバリー配達員は個人事業主です。

しかし実際には、Uber Eatsや出前館などのプラットフォームがなければ仕事が成り立ちません。

私は自分で営業をして顧客を獲得しているわけではありません。

配達の依頼はすべてアプリから届きます。

つまり、自分の努力だけではどうにもならない部分があるのです。

もちろん、すぐにUber Eatsや出前館が日本から撤退するとは考えていません。

ですが、もし何らかの理由でサービスが停止したらどうなるでしょうか。

その瞬間から収入は止まってしまいます。

実際にシステム障害で収入を失った

実際に私は、もう少しでクエスト達成というタイミングでシステム障害に遭遇したことがあります。

突然アプリが正常に動かなくなり、稼働がストップしました。

あと少しで達成できるはずだったクエストも未達成。

当然ながらクエスト報酬は支払われませんでした。

配達員側には何の落ち度もありません。

それでも売上は消えてしまいます。

そして、その時に改めて感じました。

「自分の力だけではどうにもならない仕事なんだな」と。

参入しやすい仕事だからこその裏側

フードデリバリーの仕事は参入障壁が低いと言われます。

特別な資格も必要ありません。

大きな初期投資も必要ありません。

営業活動もしなくていい。

始めようと思えば比較的すぐに始められます。

これは大きなメリットです。

私自身もその恩恵を受けてきました。

しかし、その便利さはプラットフォームの存在があってこそ成り立っています。

プラットフォームがなければ仕事そのものが消えてしまうのです。

止まることへの不安

フードデリバリー配達員は働かなければ収入になりません。

毎日走れば売上になります。

休めば売上は減ります。

さらに、報酬体系の変更やクエスト内容の変更など、プラットフォーム側の判断によって収入は大きく左右されます。

だからこそ、多くの配達員は走り続けます。

来る日も来る日も配達をこなします。

終わりのない件数を積み重ねていきます。

私が感じる一番のつらさは、暑さや寒さではありません。

「止まることへの不安」です。

Uber Eats配達員の私が追突事故に遭った話。被害者になって初めて分かった現実Uber Eats配達員として働く私が信号待ち中に追突事故の被害者になりました。事故直後の状況、救急搬送を迷った理由、個人事業主ならではの収入不安や被害者として感じた現実を実体験で記録します。...

私は今も配達員を続けています。

確かに不安定な仕事です。

それでも人間関係のストレスが少なく、自分の努力がその日の売上に反映される魅力があります。

だから今日もまたバイクに乗ります。

まとめ

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配達員の現実については、以前書いた「配達員は孤独なのか?」の記事でも触れています。

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フードデリバリー配達員を続けていて一番つらいこと。

それはプラットフォームへの依存です。

暑い日も寒い日も雨の日も確かにつらい。

しかし、それ以上に不安なのは、自分ではコントロールできない部分が収入に大きく影響することです。

それでも私は今も配達を続けています。

なぜなら、この仕事には自由さもあり、自分の頑張りが売上として返ってくる魅力もあるからです。

ただ、その自由さの土台にはプラットフォームの存在があることを忘れてはいけない。

これが現役配達員として今感じている本音です。